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鉄のフライパンに必要な「最初の手入れ」と「普段の手入れ」

2019.5.23

鉄のフライパンは熱の伝わりが良いので、料理の仕上がりに違いが出ます。またフライパンのままオーブンで加熱が出来るのも嬉しい点です。

しかし鉄のフライパンは手入れが難しいと思われがちです。また手入れをしているのに、焦げ付いて使いにくいという方も少なくはありません。

そこで焦げ付かないためのお手入れの仕方をご紹介!これで鉄のフライパンを長く、愛用することができますよ。

鉄フライパンを購入したら、使う前にまず手入れ

テフロン加工などが施されているフライパンと比べると、どうしても扱いづらいように思われるのが鉄のフライパンですよね。たしかに、しっかりとお手入れをしていないと、調理のたびにいつまでも食材がくっついたり、焦げ付いたりするのは仕方のないことですが、その分きちんとお手入れさえしていれば、より長く使うことができるというメリットもあります。

そのためには、まずは使い始める前に絶対に行わなければならない作業があります。それは、フライパンの「空焼き」です。

新品の鉄フライパンには「空焼き」が必須

新しいフライパンの表面には、錆止めのための樹脂コーティングが施されています。使い始める前に空焼きをして、まずはこのコーティングを剥がしておく必要があります。

はじめに、食器用洗剤を使ってフライパンを洗い、しっかりと水分を拭き取っておきます。その後、まずは中火くらいからスタートし、だんだんとフライパンが熱くなってきたところで最大火力にします。やがてコーティングが剥がれてくると、フライパンの表面の色が青っぽく変化していきますので、全体的に色が変わったところで火を止めて、あとは自然に冷めるまでそのまま放置します。

鉄のフライパンは空焼きが終わったら、油ならしの手入れが必要

鉄フライパンの空焼きの作業が終わったら、次に行うのが「油ならし」です。

この作業を行うことで、徐々にくっつきにくくて扱いやすいフライパンになるのです。

空焼きが終わって鉄のフライパンが完全に冷めたら、もう一度食器用洗剤で洗って、しっかりと水分を拭き取っておきます。フライパン全体に油がまんべんなく回るくらいに注いだら、弱めの中火にかけて熱していきます。
やがて煙が上がってきたら、今度はまた油を追加する作業を何度か繰り返すことで、鉄のフライパンの表面に油の膜が張り、これによって表面に食材がくっついて焦げたり、錆が発生するのを防止する効果があるのです。

油を全体に塗る際には、キッチンペーパーなどを使っても良いでしょう。これだけ聞いていると、やはり鉄のフライパンのお手入れは面倒だと感じてしまうかも知れませんが、とくに時間がかかる作業はほんのこれだけですので、鉄のフライパンの使いはじめには必ず行ってくださいね。

鉄のフライパンの通常の手入れ方法について

ここからは、鉄のフライパンの日常的なお手入れ方法について触れていきます。

鉄のフライパンには、基本的には洗剤は使いません。新品のものに関しては最初に洗剤を使って洗う必要がありますが、それ以降は洗剤を使わず、タワシとお湯を使って汚れを落としましょう。

ひどい油汚れや焦げ付きがある場合には、お湯や水につけおきをしてから洗いますが、一番良いのはこびり付きがひどくなる前に、汚れを洗い流してしまうことです。

鉄のフライパンは調理が終わったら、なるべくフライパンがまだ熱いうちに洗ってしまうのがお手入れのコツです。

しっかりと汚れを落としたら、今度は空焼きをして余計な水分をしっかりと飛ばして乾かします。あとはやけどに注意しながら、そのままフライパンが熱いうちに、キッチンペーパーなどを表面に油を薄く塗っておきましょう。

鉄のフライパンに手入れをしているのに焦げ付きが出る原因

しっかりと毎回使ったあとにお手入れをしているのにも関わらず、いつまでたっても鉄のフライパンが焦げ付く場合は、他にも原因があるのかもしれません。

鉄のフライパンが焦げ付く原因とは

  1. フライパンの加熱不足
  2. 火力が適切ではない
  3. 洗い残しがある

使い始めに空焼きを行ったあとも、調理を開始する前には、毎回しっかりと煙が出るくらいまでフライパンを加熱する必要があります。まだしっかりとフライパンや油が温まる前に食材を入れてしまうことが、焦げ付きの原因になることも多いようです。

鉄のフライパンは熱伝導率が高いため、今までと同じような火力だと、早い段階で焦げ付くことがあります。慣れないうちは、気持ちだけ火力は弱めにして調理すると良いでしょう。

また、使用後にしっかりと焦げ付きが落としきれていないことによって、その後も同じ部分が何度も焦げ付く原因にもなります。

鉄フライパンに焦げ付きができてしまった場合の対処方法

鉄のフライパンは、お手入れさえしっかりしていれば、他のフライパンとは比べ物にならないほど長く愛用することができますが、お手入れを怠るとたちまち錆や焦げ付きだらけになってしまいますので、注意が必要です。

普段のお手入れではタワシを使ってこするだけですが、使っていくうちにどうしても、簡単には落としきれない焦げ付きができてしまうことがあります。この場合も、そのままの状態で放置するのは厳禁ですので、まずは焦げ付きを落とし切る必要があります。

お湯でつけおきしても焦げ付きが残る場合は、食器用洗剤を使うか、煮沸洗いをしてください。焦げが落ちたら最後に再び、購入時に行った空焼きと油ならしを行いましょう。

お手入れ次第で頼もしい相棒となってくれる鉄のフライパンを、ぜひ上手にお料理に活用してみてくださいね。

 - 簡単な問いに対する答え