職場の退職理由が虐めということもあると思います。
職場で虐めに合うのはとても辛いものです。1日の大半を職場で過ごすわけですから、辞めたい気持ちにもなるでしょう。
ただ、退職理由が職場での虐めだった場合は注意が必要です。
あなたが不利にならないよう、計画的に退職することも大切です。
会社のせいにしたい気持ちもわかりますが、まずは冷静に対処していきましょう。
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職場の退職理由が虐めだった場合の注意点
本当は長く勤めていたかった職場でも、虐めで辛いと感じるのであれば我慢せず転職することをおすすめします。
しかし、退職理由の書き方には注意しましょう。
退職願を書く時に、虐めが原因の場合は「会社都合」と書きたくなるかもしれませんが「一身上の都合」にしましょう。虐めは会社にとっては認めたくない事実であり、もし公になってしまうと会社の評判にも関わってきます。そのため、会社側は虐めがあったことを認めない可能性があるからです。
もちろん、それでも会社都合にしたいというのであれば、会社と争うことになることと時間が必要なことを覚悟しましょう。しかし、そこまでの覚悟がないのであれば「一身上の都合」とした方がスムーズに退職することができます。
また、転職する時も会社都合で退職したとなると、その理由について詳しく聞かれることになるでしょう。そうなると、虐めについて言わなくてはいけなくなります。
正直に話すことも大切なことですが、採用側としては虐めがあった人を煙たがるかもしれません。
虐めの体験を忘れることはできないと思いますが、転職の面接の時はそのことに触れず、新しい気持ちで臨むようにしましょう。
退職理由が職場の虐めだった場合に退職意思を伝える時のポイント
退職することを決めたら、今度はその意志を会社に伝えなくてはいけません。その時にも注意するポイントがあります。
まず、上司に二人だけで話せる時間を作ってもらうようにお願いしましょう。会議や打ち合わせの直前ではなく、比較的暇な時間帯を選んでもらうようにすることも大切です。話が長引くことが予想されるからです。
長年働いていると、引き止めにあう可能性が高いです。自分としては「辞める」と伝えるだけだから時間はかからない、と考えているかもしれませんが、話す時間が長引くと考えた方がよいでしょう。
また、引き止めにあうと気持ちが揺れるかもしれません。しかし「辞めます。」としっかりと伝えるようにしましょう。そして退職理由について聞かれた場合も、虐めではなく「他にやりたいことがある。」「取りたい資格がある。」など前向きなことを伝えるようにしましょう。上司が「虐め」のメンバーと仲が良いと、そのことが本人たちに伝わって嫌がらせを受けることも考えられます。「虐め」だと言わない方が賢明です。
退職の意思を伝える時期については、できれば2ヶ月以上前の方がよいでしょう。一般的な会社の場合は1ヶ月以上前、法律でも2週間前と決まっていますが、早めの方がよいでしょう。
職場の虐めが本当の退職理由だった場合、再就職の面接で退職理由についてどう話すべきか
退職することをうまく伝えられたとなると、次は再就職先での面接について考えましょう。そこで退職理由についてどう話すかについてです。
退職理由が「虐め」とストレートで言うのではなく「人間関係」と言ったとしても、面接担当官は「本人にも問題があったのではないか。」と考えます。どんな言い方をしても、自分を正当化してもそう思われてしまう可能性が高いのです。
退職理由は「自分のスキルをもっと上げるため。」などポジティブな理由にするようにしましょう。そして伝える時は、面接官の目を見て、はっきりと大きな声で話しましょう。大きな声が出せないとしても、語尾をはっきりと言うだけでも違います。面接官に好印象を持ってもらうためと思って、意識して話すようにしましょう。
職場の虐めは就職先には関係のない話。志望動機は前向きに
しかし、どうしても虐めについて話しておきたいと考える人もいるでしょう。もし正直に話しておきたいと考えるのであれば、それなりの言い方を考える必要があります。そうしないと、人間関係で問題を起こした人と見られてしまうからです。
退職理由を「虐め」にするのであれば、問題解決に向けて自分はいろいろ努力したことを伝えましょう。
「自分の悪い点を探して直そうとした。」「自分から積極的に周りの人と話そうとした。」などなるべく具体的に話すようにしましょう。また、それでも解決できなかったのはなぜなのか、また同じ問題が起きた時はどうするのかまで考えておいた方がベターでしょう。そうすれば、前向きな人間だととらえてもらえます。
ただ、そこまで考えられない、うまく伝えることができないと思うなら、「虐め」を退職理由としない方がいいでしょう。そのくらい「虐め」について伝えることは難しいことなのです。
職場の虐めで退職してしまう前にできること
虐めで退職するべきかどうか迷っている場合は、辞める前に上司に相談してもよいでしょう。
しかし、相談しても問題ないかどうか、上司について一度よく考えてみましょう。信頼している上司がいるのであればその人にまず相談するのが一番ですが、上に逆らうことを嫌うタイプであれば、解決には結びつかないことも考えておきましょう。
また、虐めている人の直属の上司に相談する場合は、特に注意が必要です。あなたが言うことよりも虐めている人のことを信じる可能性があるからです。
残念ながら内部の人間に相談しても、未解決のまま終わってしまうかもしれません。それよりは、外部の機関を利用する道を選びましょう。
職場の虐めを専門に扱う機関がいくつかあります。そこに相談して、どんな対処法があるかを聞いてみましょう。厚生労働省には「総合労働相談コーナー」もあります。虐めなどを含めた労働問題を対象としているので、ホームページで所在地を確認して利用してみるのもおすすめです。