卵の白身が濁ってると、もしかしてこれは古い卵なのでは…と思ったことはありませんか?
卵かけご飯やすき焼きなど、生で卵を食べるときにはできるだけ新しいものがいいですよね。
卵の白身が濁ってるのはどのような状態なのでしょうか?実は白身が濁っているほうが新しいものなんですよ。卵の新しい、古いを確認するポイントや保温をするときの方法を紹介します。
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古い?新しい?卵の白身が濁ってる理由
卵を料理などで使う時は、パックなどに表示されている賞味期限を見て、その卵が古いか新しいかを判断しますよね。
しかし、うっかりパックを捨ててしまった時、その卵が貰ったものだったりすると、その判断が難しくなってしまいます。
卵が新鮮か古いかを見分ける方法のひとつに、「器に割って中身を見る」というのがあります。
その時に、卵の白身が濁っていたら、それは新鮮な証拠なのでしょうか?
それとも古い証拠なのでしょうか?
卵の白身が濁ってる理由と、その時の鮮度についてご説明いたします。
卵の白身が濁ってる理由、それは白身に含まれる二酸化炭素です。
産みたての卵には二酸化炭素が多く含まれていますので、新鮮であればあるほど白身が濁っているのです。
そこから時間が経つと徐々に白身から二酸化炭素が抜け、白身が透明に変わってきます。
ちなみに白身が透明になる速度は気圧や温度によっても変わりますので、白身が透明だからといって古い卵というわけではありません。
卵の白身が濁ってるものはゆで卵向きではない
卵の白身が濁っている場合は新鮮なのですから、ゆで卵にしたら美味しそうですよね。
しかし、卵の白身が濁ってるものはゆで卵向きではないというのをご存知でしたか?
新鮮な卵をゆで卵にすると、味の方はもちろん問題ないのですが、殻をむく時に一苦労します。
というのも、新鮮な卵は白身に二酸化炭素がたくさん含まれていますので、お鍋の中でゆでた時に、殻の中で二酸化炭素が膨張して、卵の薄皮と白身がピッタリとくっついてしまうのです。
ゆで卵を食べようとした時に薄皮がへばりついて向きづらくなるのは、二酸化炭素が原因だったのですね。
そういった理由から、ツルンとゆで卵の殻をむきたい人は、古い卵を使うようにすることをおすすめします。
古いと言っても、極端に賞味期限が過ぎた卵はくれぐれも使わないでください。
しかし、ゆで卵を作る時に新鮮な卵しか無い時もあります。
そういった時は、ゆで卵の殻を簡単にむく裏技を使いましょう。
その中の一つをご紹介します。
それは「タッパなどの、フタ付きの容器の中にゆで卵を水を入れ、フリフリする」です。
水の量は卵の高さの3分の2くらいでOKです。
振る強さは卵がタッパの内側にぶつかってヒビが入るくらいで、卵が粉々にならない程度です。
卵の殻は結構硬いので、やや強めに振ると良いでしょう。
10秒ほどフリフリしたら、フタを開けて殻を掴んでみたら、ツルンとむけるはずです。
上手く出来なければ、もう10秒フリフリしてみてください。
白身が濁ってる以外で鮮度を調べる方法
卵の鮮度を調べるのなら、卵を割って白身が濁っているどうかなどを見るのが一番ですが、それ以外にも確認する方法はあります。
卵の鮮度を知るには、水に沈めてみる
卵の殻にはごく小さい穴がたくさんあります。
時間の経過とともにその穴から空気が少しずつ入っていきます。
新鮮な卵は中に入っている空気の量が少ないので、水に沈みます。
一方で古い卵は中に含まれている空気が多いので、プカプカと水面に浮きます。
ただし、水面に浮いたからと言って、食べられないほど古い卵とは限りませんので、あくまでも目安として捉えましょう。
耳のそばで降ってみる
新鮮な卵は白身に二酸化炭素が多く含まれています。
しかし、時間が経つと殻の小さな穴から二酸化炭素が抜けていきます。
そうすると、卵の中で黄身と白身の体積が小さくなり、代わりに空気が入り込みます。
そのため、古い卵を耳のそばで降ってみると、カシャカシャと小さな音がするのです。
一方で二酸化炭素が多く含まれている新鮮な卵は中に空間が無いので、振っても音がしません。
こちらの方法の場合も、音がするからといって、食べられない古さの卵というわけではありませんので、最終的には割って確認しましょう。
卵の白身が水っぽいのは鮮度が落ちている
卵料理を作ろうと思って、卵を割ってみたら、卵の白身がベチャッとして水っぽかったなんていう経験はありませんか?
卵の白身が水っぽいのは鮮度が落ちている証拠なんですよ。
少しでも料理の知識のある方ならご存知かと思いますが、新鮮な卵は黄身だけではなく、白身も盛り上がっています。
卵を割った時にその白身に盛り上がりが無くなり、ベチャッとしていても、食べられないわけではありません。
加熱調理をすれば問題なく食べることが出来ます。
ただし、変なニオイがあったり、黄身の一部が黒や緑色などの変な色が出ている場合は、その卵は食べることが出来ませんので、即座に捨てましょう。
何個かの卵を割った時に、一つでも極端に古い卵が入っていると、その時点ですべての卵がダメになってしまいます。
最近は卵の管理がしっかりしているので、一個のパックの中におかしな卵が入っていることはありませんが、ひび割れなどで変質することもありますので、一度にたくさんの卵を使う際は、一旦確認する用の器に割り入れてから、ボールに入れると良いでしょう。
常温?それとも冷蔵庫?卵の正しい保存方法について
卵を保存する時は、常温が良いのでしょうか?
それとも冷蔵庫が良いのでしょうか?
卵の正しい保存方法についてご紹介します。
スーパーで卵を買おうと思ったら、多く場合は常温で売られています。
「だったら、常温で保存したほうが良いの?」と考えるかも知れません。
しかし、スーパー側で常温で売るのには訳があります。
それは「結露を防ぐため」です。
結露は冷たいものが暖かい場所に置かれた時に表面に出来る表面水滴の事です。
これが出来ると卵が傷んでしまいます。
冷蔵庫に入れて売ると、持ち帰る間に結露が出来てしまいますので、それを防ぐために常温で売っているのです。
しかし、中には温度管理のために冷蔵庫に入れて売られている卵もあります。
そういった卵は極端な温度変化にさらさないためにも、早めに家へ帰ってすぐに冷蔵庫に入れてあげましょう。
また、スーパーでは卵を売る回転が良く、また空調設備がしっかりしているので、常温で置いても問題はありません。
しかし、買ってきた消費者はその日のうちにすべて食べきるわけではありませんし、卵を置いた場所が暑くなったり寒くなったりする可能性もあります。
そういった極端な温度変化にさらさないためにも、基本的には冷蔵庫に入れて保存しましょう。
このように、卵は新鮮か古いかで、白身が濁ったり、水っぽくなったりなど、変化します。
安全な食べ物を食べるためにも、適切な保存方法を行い、消費期限内に適切な調理方法で食べるようにしましょう。