仕事しているママは、夜夕食を食べてから洗濯する人も多いのではないでしょうか。
しかし、夜に洗濯物を干しっぱなしにすることは昔から良くないと言われています。
そこで今回は、なぜ夜洗濯物を干しっぱなしにすると良くないと言われているのか、その理由と夜洗濯する時のコツについて説明します。
夜は洗濯物を外に干しっぱなしするのではなく、部屋干しにするようにしましょう。
また、部屋干しする時は「干し方」にコツがあります。臭い対策もしっかりと行うようにしましょう。
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夜に洗濯物を干しっぱなしすることが良くないと言われる理由について
主婦の方は育児や家事、仕事をしている方もたくさんいるので毎日いろいろな役目に追われています。
限られた時間の中で効率的に家事を行うとなると、洗濯はどうしても夜にすることが多くなります。
ですが、夜に洗濯物を干しっぱなしにしていることは良くない、と聞いたことがあります。
しかしその具体的な理由がイマイチわからない。
具体的な理由がわからないのであれば、昔からの言い伝えをなんとなく耳にして夜の洗濯物は良くないと思っているのかもしれません。
昔は洗濯物が夜風にあたると邪気がつくということや、亡くなった人の衣服を二昼夜干し続けたという風習もありました。
この言い伝えから母親に夜の洗濯は良くない、と言われていてなんとなく夜の洗濯を避けていたという方もいるでしょう。
最近ではこの言い伝えもあまり聞かなくなってきました。
夜に洗濯物を干しっぱなしにしない方がいいと言われている理由
害虫問題
夜に洗濯物を干しっぱなしにしていると、ゴキブリが卵を産み付けてしまったり、蛾が洗濯物にとまるということがあります。
せっかく洗濯した衣類に害虫がとまるとは、気持ちのいいことではありません。
蛾のとまった洗濯物を気付かずに着ると、肌にかゆみなどの炎症を引き起こすこともあり、衛生的にも良くありません。
盗難問題
夜に洗濯物を干しっぱなしにしていると、盗難の被害を聞くことがあります。
夜は人目も少ないので、どうしても昼間に比べると盗みやすい環境になってしまいます。
盗難なんて気味が悪いですし、近所に不審者がいると思うと恐怖心も芽生えてしまいます。
夜、洗濯物を干しっぱなしにすることで得られるメリットもあります
先ほどは夜に洗濯物を干しっぱなしにすることには、デメリットしかないように感じましたが、実は意外と夜だからこそのメリットもあります。
ここでは夜の洗濯のメリットについて紹介していきます。
昼間に比べて、汚れにくい環境で干すことが出来る
昼間はみんなが活動しているので、車や工場からの排気ガスが漂っています。
なかなか目には見えにくいかもしれませんが、干している洗濯物にも排気ガスは付着しています。
夜は当然車の量や、工場の稼働も少なくなるので、昼間より空気の綺麗な状態だと言えるでしょう。
洗濯物が日焼けしにくい
日光を浴びた洗濯物は、カラッと乾いてふかふか気持ちがいいです。
ですが、日光は洗濯物を日焼けさせて、色合いを損ねてしまう原因にもなります。
夜であれば日光に当たらずに干すことが出来るので、洗濯物を傷めることなく干すことが出来ます。
お風呂のお湯が使える
夜に洗濯をすると、お風呂の残り湯を温かい状態で使用することが出来ます。
温かいお湯で洗濯をした方が洗剤の効果を高めてくれるので、汚れが落ちやすくなります。
また、お風呂の後すぐにお湯を使うと比較的きれいな状態でお湯を使うことが出来ますが、時間が経つと雑菌が繁殖してしまい衛生的にも心配です。
洗濯物にも雑菌が付着してしまうので、お風呂の残り湯を使う場合はすぐに使用することをおすすめします。
朝の時間を有意義に使える
朝は家族の準備や自分の支度に追われて、毎日バタバタしながら家を出ることが多いでしょう。
夜のうちに洗濯を済ませておけば、朝は洗濯という仕事を減らすことが出来、その分時間にも気持ちにもゆとりを持つことが出来ます。
夜に洗濯物を干すなら「室内干し」にしましょう
夜に洗濯物を干しっぱなしにするメリット、デメリットを紹介しましたが、メリットは外に干すことにこだわらなくてもいいこともありますね。
部屋干しであっても得られるメリットが多いので、デメリットの部分も考えてみると、夜に洗濯物を干しっぱなしにするなら部屋干しすることがおすすめです。
部屋干しであれば排気ガスを気にする必要も、洗濯物の日焼けを気にすることもありません。
温かい残り湯を使えるメリットも、朝の時間を有効的に使うことが出来るメリットも、部屋干しだからといって台無しになることではありません。
ただ、部屋干しを躊躇する理由として多く挙げられるのが、部屋干し特有の生乾きの臭いです。
通気性が悪い部屋干しでは、どうしてもスッキリ洗濯物が乾かずに生乾きの嫌な臭いが発生しやすくなってしまいます。
生乾きの臭いの原因は、雑菌が繁殖することで発生します。
洗濯物自体が臭うのではなく、菌が臭いを放っているのです。
雑菌対策をきちんと行えば、部屋干しでも臭いに悩まずに洗濯物を干すことが出来ます。
夜の部屋干しを快適にするためのポイントを次に紹介していきます。
夜、部屋干しする場合は「干し方」に気をつけましょう
部屋干しでも、特に夜は陽が差し込まないことや湿度の高さによって、生乾きになりやすくなってしまいます。
気持ち良く洗濯物を干すために、夜の洗濯には気をつける点がいくつかあります。
洗濯槽を清潔にする
これは夜の部屋干しだけに限ったことではありませんが、一見綺麗に見える洗濯槽も実はカビや汚れが付いています。
それに気付かずに洗濯をしていると、カビ菌が洗濯物に付着してしまい、臭いの原因となっていきます。
毎日のように使うものなので、定期的に洗濯槽を掃除して、菌の付着を防ぐことが大切です。
専用のクリーナーも販売されていますし、専用クリーナーではないものでも洗濯槽を掃除することが出来ます。
自分で掃除することが難しい場合は、掃除業者に依頼して徹底的に綺麗にしてもらうことも出来ます。
洗濯物の干し方
通気性の悪い環境では、洗濯物の乾きは非常に悪くなります。
濡れている時間が長くなると、菌が繁殖してしまうので、少しでも早く乾くように干し方にも工夫しましょう。
効率的に空気の流れを作るには、アーチ干しをすることをおすすめします。
洗濯物同士の間隔を定期的に空けて、外側に長い洗濯物、内側に短い洗濯物の干すようにします。
バスタオルなど乾きにくく、臭いが気になりやすいものは生地同士がくっつかないようにして干すと効果的です。
日中でも花粉の時期は外に洗濯物を干しっぱなしにしないようにしましょう
季節によっては、昼間でも外に干しっぱなしにしない方がいいこともあります。
特に花粉の季節は、外に洗濯物の干すと花粉が付着してしまい、花粉症の方には耐えられない事態になってしまいます。
どうしても外で干したい場合は、花粉の量が多い時間帯を避けるようにしたり、外に干している時間を短くするなどの工夫が必要です。
花粉の量が多い時間に干すと付着する量は当然多くなりますし、干している時間も長いほどたくさんの花粉が付着する可能性が高まります。
付着を完全に防ぐことは出来ませんが、工夫次第で付着する量を減らすことは出来ます。
洗濯物を取り込むときは、干している時間が短くても必ず花粉を振り払ってから家の中に入れるようにしましょう。