お気に入りの革靴のひび割れ。長期間履いたのであれば寿命だと考える人もいるかもしれませんが、まだ諦めないで下さい。ひび割れの程度によっては自分で補修することも可能なのです。
今回は、革靴のひび割れを自分で補修する方法と注意点について説明します。軽いひび割れであれば、汚れを落として磨くだけで、目立たなくすることもできます。
しかし、補修できない場合もあることも覚えておきましょう。
また、ひび割れを予防する方法についてもご紹介します。長持ちさせるためには日頃のお手入れが大切!いろいろなグッズを使って、ひび割れを防ぎましょう。
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革靴の軽いひび割れであれば、自分で補修することができます
革靴のひび割れは、専門店に出さなくても自分でも補修できる場合がありますので、まず一度試してみてはいかがでしょうか。
表面的な軽いひび割れ
家に革靴の手入れに使う道具はなにかありますか?
表面的な軽いひび割れであれば、馬毛ブラシとクロスで綺麗にする事が出来ます。
ひび割れになっている部分の汚れを馬毛ブラシで掻き落とします。汚れを落とした後にクロスで磨くと、ひび割れた部分が目立たなくなります。
普段からこの手入れを行うことでひび割れを防ぐ事も出来るので、出来ればひび割れがおきる前に行っておきたい手入れ方法とも言えます。
また、ひび割れの原因は「乾燥」です。そのため、定期的に革靴専用のクリームを塗る事も大切です。
革靴は大切に扱う事で、長持ちする靴です。状態が悪くなってからでは自分で補修る事も難しくなってきますので、日頃から自分で出来る範囲で手入れをしておきましょう。
ブラシでは直せない革靴のひび割れの補修方法
少し重度なひび割れになると、ブラシをかけるだけでは直す事が出来なくなります。
ブラシをかけても改善されなかった場合、次の方法を試してみて下さい。
紙やすりを使った補修方法
革靴にひび割れや傷がある場合、紙やすりでその部分をそげ落とし、革靴専用(同色)のクリームを塗り込む事で補修する事が出来ます。
紙やすりは文具店やホームセンターで購入できるものでかまいません。
粗さの違う紙やすりを3~4種類(#240~#1000)揃えておくと便利です。
紙やすりを使った補修方法は、その削り加減でムラが出来てしまう可能性がありますので、行う時は丁寧に慎重に、そして慣れるまでは広範囲ではなく小さな部分から練習を兼ねて始めてみると良いでしょう。
【手順】
- 気になる部分に、まずは粗目の紙やすりをかける
- ある程度削れたら目の細かい紙やすりに変えていく(2~3種類)
- 表面がつるつるになるように整える
- 削りカスを落とす
- 仕上げに靴クリームを塗る
削り方にムラがあると仕上がりにも差が出ます。なるべく凹凸が出来ないよう細かく滑らかな表面に仕上げましょう。
革靴のひび割れの程度によっては、補修できない可能性もあります
革靴に何かしらの補修を施すと、やはり多少の風合いの変化は出てきてしまうものです。
紙やすりでの補修は確かにひび割れや傷は目立たなくなります、ですが表面を削る事になりますので、修復後には表面の質感が前とは変わってしまう事を覚悟して行うようにして下さい。
また、ブラシや紙やすりでも補修できないほどの深いひび割れやシワがある場合は、自分では補修出来ないと判断して方が良いでしょう。
それ以上の補修をすると、革靴の色味や風合い、質感を変えてしまったり、革を傷めてしまう可能性が高い難しい方法となってしまいます。
そうなると、専門知識を持ったプロにおまかせすることが革靴を長持ちさせるためには最善であると考えて下さい。
革靴のひび割れを予防するには、毎日のお手入れが大切です
ひび割れを予防するには、なぜひび割れが出来るのか、その原因を知っておくことが大切です。
ひび割れの原因
ひび割れの大きな要因は主に、「乾燥」「クリームの塗りすぎ」です。
また、革靴には適度な油分が必要です。
外へ履いていくと、日光や風にあたることで革靴の油分も徐々に失われていきます。そのため、失われた油分をクリームで補充せずに収納してしまうと、乾燥が進みひび割れてきてしまいます。
また、クリームを塗っているのにひび割れる時は、その量が多すぎる可能性が高いです。
クリームは革靴の表面に膜を張る役目がありますので、その量が多すぎると革靴の通気性も悪くなってしまいます。また、長持ちさせるために塗ったクリーム事態が、量が多いと酸化してしまい革を傷めてしまう事になります。
つい手入れに力が入り、塗り込みすぎてしまうこともあるかと思いますが、適量を心がけて使うようにして下さい。
日頃の手入れ方法
履き終わったらブラシで汚れを落としてから収納しましょう。
毎回磨くのは大変ですから、せめてブラシは毎回かけておきます。靴磨きは週に1回程度を目安に行います。
また雨に濡れた時には、新聞紙を靴の爪先部分に丸めて詰め込み、形を整えてしっかりと乾燥させ、クリームを塗り込んでおきましょう。
また新品の革靴を履き始める時に、表面に「防水スプレー」をかけておくと、靴を長持ちさせる事が出来るポイントとなりますので、覚えておいて下さい。
革靴にも寿命があることを理解しましょう
革靴のひび割れの原因としてもう一つ考えられるのが「靴の劣化」です。
どんなに手入れをしていても、革靴にも寿命があります。
足の甲の部分など、シワやひび割れは同じような部分にできやすいですから、補修することも限界になる時がきます。
補修し続けて、穴が開いてしまったり、表面が切れてしまったり、靴底の減りが激しいなどが重なった時は修復しても長く履ける可能性は低いです。
そうなると革靴の交換時期かもしれませんね。
革靴の寿命が来るその時まで、大切に手入れをして履き続けていきましょう。