日常に「コタエ」を求めるWEBマガジン

日常に「コタエ」を求めるWEBマガジン│トイコタエ

革のひび割れ修復を自宅で【革靴編】注意点やポイントと予防対策

2019.2.24

革のひび割れの修復は自分でもできるのでしょうか?革靴を丁寧に履いていたつもりなのに、気がつけばひび割れを発見してしまうこともあるでしょう。そんなときに、できれば自分で簡単に修復することができれば、いつでも綺麗な革靴のままです。

そこで、革のひび割れ修復を自宅でする方法について、革靴のひび割れ自宅で修復することや用意するもの、ひび割れた革を自宅で修復するときの注意点や上手に修復するためのポイント、大切な革靴をひび割れさせないための予防対策などお伝えしていきましょう。

これで、革のひび割れに気がついたときにいつでも自宅で修復をすることができますし、大切な革靴をひび割れさせないように履き続けることもできるでしょう。ぜひ参考にしてみてください。

革のひび割れは自宅で修復することができる

仕事で使っている大切な革靴にひび割れが…。
ひび割れした革靴は見た目的にも決して良いとは言えなく、もう処分しようかなと考える方も多いと思います。

しかし、革のひび割れの修復は「必要な道具」と「正しい方法」で行えば、ご自宅でも修復することができます。

大まかに説明すると「ひび割れた部分を削って平らにした後に色をのせるだけ」なのですが、これだとイメージしにくいと思いますのでもう少し詳しくご紹介したいと思います。

革靴のひび割れを修復する方法

  1. まずは、ひび割れした部分をサンドペーパーを使い平らにしていきます。
    色づけを行う際デコボコしていると綺麗に塗ることができませんので、しっかりと平らにするようにしましょう。
  2. 次にクリーナーで汚れを落としていきます。
    汚れが残っていると、この後に塗る靴クリームのもちが悪くなる原因にもなります。
    しっかりと汚れを落とすようにしましょう。
  3. 靴クリームの色を革靴の色に合うように調整します。
    革靴の色が黒であれば調整の必要はありませんが、茶色系の場合には調整する必要があります。
    革靴の色に近い靴クリームに別色の靴クリームを足して、少しずつ調整しましょう。
  4. 色が完成したら水を足します。
    この時に水を一気に入れてしまうとダマになってしまいますので、水は少しずつ入れてクリームと馴染ませていきましょう。
  5. 次に、革靴に塗っていきます。
    革靴に塗る際には、塗る前に一度ティッシュ等で余分な水分を吸い取ってから塗るようにします。
    また、一度では色付けが薄くなってしまいますので、何度か繰り返し行うようにしましょう。
  6. 最後に靴クリームが乾くまでしっかりと乾燥させます。
    10分程度で乾きますが、完全に乾くまでは触れないようにしましょう。

また、革靴のひび割れを修復する際に必要なものや注意点、上手に仕上げるためのポイントは、以下にてご紹介しますので合わせてご確認下さい。

自宅で革靴のひび割れを修復するときに用意するもの

革靴のひび割れを修復する際にはまずは以下のものを用意しましょう。

サンドペーパー 2枚

上記でもご紹介したようにひび割れを修復する際には、まず初めに、ひびを平らにしなければいけません。
そのため「目の粗いサンドペーパーを1枚」と仕上げ用に「目の細かいサンドペーパーを1枚」用意しましょう。

汚れ落としクリーナーと布

色づけをキレイに行うためには、クリーナーが欠かせません。
忘れずに用意するようにしましょう。
また、布は綿毛の少ない着なくなったTシャツや靴下等がオススメです。

靴クリームと筆

靴クリームと筆は、色付けを行う際に欠かせません。
靴の色に合った靴クリームを用意するようにしましょう。

また、革靴が茶色の場合には全く同じ色を探すのは難しい場合がありますので、お店の人に似た色を探してもらうと良いでしょう。

ひび割れた革を自宅で修復するときの注意点

ひび割れした革を自宅で修復する際の注意点をご紹介します。
無理なひび割れの修復は、状況を悪化させてしまう場合もありますので注意しましょう。

1つは「革靴の雰囲気が変わってしまう場合がある」こと。

革靴は一見似ているようでもそれぞれ違う風合いや雰囲気を持っていますが、修復によってそれが無くなってしまう場合があります。

ご紹介したように、革のひび割れを修復するためには、ひび割れしている部分を一度削って平らにする必要があります。
そのため、削って平らになることで、革独特の材質感が変わってしまう場合があります。

2つめは「ひび割れの状態によっては修復不可能な場合がある」こと。

当然ながら、ひび割れの状態がひどい場合には自宅での補修が難しく、靴屋さんなど専門店に修復を依頼する必要がある場合もあります。

ひび割れの見極めは難しいですが、極端に深いひび割れなどは靴屋さんに一度持ち込んで相談してみると良いかもしれません。

自分で革靴のひび割れを上手に修復するためのポイント

革靴のひび割れを上手に修復するためには「靴クリームの色作り」と「やすりのかけ方」が重要なポイントとなります。

まず1つめの「靴クリームの色作り」ですが、革靴は黒色を基本として明るい茶色から暗い茶色まで様々な色があり、特に茶色の革靴の場合には色作りが大切になります。

色を作る時のポイントは「黄色」と「青」の2色を使うこと。
色を明るくしたい場合には「黄色」を、逆に暗くしたい場合には「青」を入れることで色の調整を行うことができます。

そのため、靴クリームを用意する際には、革靴に近い色の靴クリームのほか、黄色と青も用意しておくようにしましょう。

次に「やすりのかけ方」ですが、ひび割れを修復するためにはやすりが欠かせませんが、やすりをかける際には「ピンポイント」でかけることが大切です。

キレイなところにやすりが当らないように注意しながら、少しずつ削るようにしましょう。

大切な革靴をひび割れさせないための予防対策

これまで革靴のひび割れを修復させる方法や注意点、ポイントなどについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

革靴のひび割れはご紹介してきたように自宅で修復することができますが、ひび割れの修復を何度も繰り返すことは、決して革靴にとって良いこととは言えません。

そのため、一度ひび割れの修復を行った後はひび割れが起きないように、対策をしっかりと行うことが大切です。

実際に行う予防対策としては以下の3つが大切となります。

革靴をひび割れさせないために汚れはその都度落とすこと

仕事など普段の生活で使っている革靴には、ホコリや泥汚れなど多くの汚れが付着しています。
これらの汚れは、革の乾燥を早め傷める原因になりますので、履き終えた後は汚れを落とすように心がけましょう。

玄関に革靴用のブラシを1つ用意しておくと良いでしょう。

型崩れを防ぐこと

革靴にできるシワは履いているうちに深くなっていってしまいます。

また、こうしたシワは靴クリームが浸透しにくく乾燥の原因にもなりますので、定期的にシューキーパーなどを入れて伸ばすことが大切です。

保湿をしっかりとすること

革のひび割れの主な原因は「乾燥」のため、乾燥を防ぐ上ではクリームが欠かせません
1~2ヶ月に1度で良いのでクリームを塗るように心がけ、革に適度な油分を与えるようにしましょう。

革のひび割れを防ぐ上では「革のお手入れ」が欠かせません。

大切な革靴を長く履き続けるためにも、これを機に日々のお手入れを意識してみてはいかがでしょうか。

 - 簡単な問いに対する答え