卵のカラザの簡単な取り方、カラザの役割や栄養について

卵を割ると黄身の横に白いカラザがありますが、その取り方に苦戦する方も多いのではないでしょうか。

箸で取ろうとしてもトロンと逃げてしまうカラザ。簡単に取るにはどうすればいいのでしょうか。

カラザが苦手だから取るのだとは思いますが、カラザの役割や栄養を知れば、カラザの良さを再認識することでしょう。
今度はぜひカラザも一緒に食してみてください。

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卵のカラザの簡単な取り方

卵を割ると黄身の傍らにある白いものはカラザと言います。
カラザはなんだか良くわからないものだからと嫌われがちです。

まずはカラザの取り方を紹介したいと思います。

  1. フォークを使う方法
    フォークの先端にカラザを滑り込ませて、そのまますくい上げます。するとあら不思議、カラザが簡単に外れてくれます。隙間の狭い細いフォークで行うと上手に取ることができます。
  2. 先に卵を溶いてしまう
    先に卵を溶いてしまうと卵黄からカラザが外れてきます。外れたら後は箸で簡単につまむだけ。

卵黄と卵白を分けたいときには使えませんが、結構簡単に取れてくれます。

こうした作業をするときは黄身を割らないように慎重にカラザを取るために多少のテクニックが必要になってくると思います。

ヒモ状のカラザをうまく取るには思い切ってフォークを通すのがコツのようです。

卵のカラザの取り方は他にも!

カラザの取り方はまだまだほかにもあります。

カラザ取り用のスプーンを使う

最近では100円ショップやキッチングッズ売り場などに『カラザ取り用スプーン』などが売っていたりもします。

頻繁にカラザを取り除くタイミングがあるかどうかはわかりませんが、パシッと一発で決めたい急ぐカラザ取りには必要な道具ですね。

すくい上げるだけでフォークよりも卵黄を割ってしまう恐れがなく、テクニックいらずでカラザを取ることができるので、卵好きの方は一本持っていてもいいかもしれません。

他にもペットボトルで黄身を吸い取るという卵白と黄身を分離させる方法がありますが、そちらを行うと簡単に白身側にカラザが残ってくれるという場合もあるようです。

どうしても取りたい場合はいろいろ試してみるのもいいかもしれませんね。

卵のカラザの取り方はわかったけど、食べる時は取り除くべきなのか

そもそもカラザとはなんなのでしょうか?食べられるのか?食べてしまっているけれど体にいいのか?

結論からいくとカラザを食べてしまってもまったく問題ありません。
それどころかカラザは栄養満点で、むしろ食べなければもったいないくらいなのです。

カラザの成分は主に各種アミノ酸で構成されています。
カルシウムやリン・鉄などミネラルのほか、カロチンやビタミンB1・B2など、栄養もたっぷり。
さらに「シアル酸」という成分も持っているようです。

シアル酸は免疫力を高めてくれるとってもうれしい成分です。食べないのはもったいないですね。

卵のカラザの役割をもっと詳しく

カラザは黄身と白身のどちらかというと白身に属しています。
卵の中身は黄身と白身の二種類に分けられがちですが実は四種類に分類されており

  • 卵殻(卵の殻)
  • 卵殻膜(殻の内側についている薄い乳白色の膜)
  • 卵黄(黄身)
  • 卵白(白身)

と区分されています。

さらにここから卵白だけでも

  • 内水様卵白
  • 濃厚卵白
  • 外水様卵白

そして

  • カラザ層

と分けられているようです。

カラザは薄い膜状になっており卵黄膜を包んでいます。
カラザは卵黄を中央に固定する役割だけでなく、固定することで卵殻膜に接触しないようにしているようです。

卵黄が卵殻膜に接触してしまうと微生物により変質を起こしてしまうのだとか。
それを防ぐための役割を与えられているのがカラザなのです。

いつも何気なく気持ち悪いからと避けられているカラザですが、大切な役割があるようです。

卵の豆知識、卵白が白く濁っていたり血のような物が滲んでいるのは

卵を食べようと割ってお皿を見たら卵が濁っている!!血がついている!?
ということがあった経験がお有りの方もいらっしゃるかと思います。

白く濁っていると古い卵なのでは、など心配してしまいますが、実は白く濁っている卵は新鮮な卵なのです!

生まれたての卵白には炭酸ガスが多く含まれているのですが、その炭酸ガスは時間の経過とともに卵の殻の見えないほど小さな穴から出ていってしまいます。

二酸化炭素が徐々に卵の外に出ていくことによって卵白は透明な状態になるのです。

そのため濁っている卵白の卵のほうが新鮮といえます!

もうひとつ、血がついているような卵は食べても大丈夫なのか?という疑問についてですが、こちらの卵もきちんと食べることのできる卵です。

このような状態になってしまう原因としては、ひとつは卵が形成されるときに親鳥の血が混入する場合。
もうひとつは成長の過程で卵の中で血管が形成された場合です。

通常スーパーで売られている卵は無精卵がほとんどなので前者の親鶏の血であることが大半ですが、有精卵の場合は保存状況などにより二つ目の原因であることも考えられます。

卵が形成されるときに親鳥の血が付着してしまうのは、何らかの形で親鳥にストレスが掛かっている可能性などが考えられるそうです。

食しても何ら問題はないのですがカラザとともに嫌われる原因のひとつのようです…。

鶏も生き物です。
どんな卵も問題がないものであれば美味しく食べてあげられるのが望ましいですね。