紅茶と緑茶の葉っぱは同じ?木の種類とお茶の葉っぱについて解説

紅茶や緑茶が大好きで、毎日飲んでいるという人もいますよね。自分の好みの入れ方でお茶の味を楽しんでいる人は多いのではないでしょうか。

紅茶や緑茶を飲む時、原料の葉っぱについて考えてみたことはあるでしょうか。紅茶や緑茶の原料は一体何なのでしょう。

そこで今回は、紅茶や緑茶の原料についてと、お茶の種類についてお伝えします。

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紅茶と緑茶の葉っぱは同じ!緑茶について

普段、私達が飲む「緑茶」は、煎茶という種類のお茶が一般的です。

日本の中で消費されるお茶の中でも、7割を緑茶が占めるということからも分かるように、私達日本人にとってはもっとも馴染みの深い緑茶と言えます。

煎茶の葉っぱの作り方と特徴

ほどよい渋みと爽やかな香りが特徴で、そのすっきりした味わいは、どんなシーンにも合うため、時や場所を選ばず、多くの日本人に愛されているお茶です。

煎茶はどのようにして作られているのかご存知でしょうか。

通常のお茶の葉は、葉を摘んだ時から葉の持つ消化酵素の働きにより変化(発酵)が始まります。

日本茶の場合は、このお茶の葉が出来るだけ新鮮なうちに熱処理し(蒸して、揉むという作業を繰り返す)これを乾燥させることによって完成します。

新鮮な葉をすぐに使うことによって、葉の酸化発酵が始まる前に、酵素の働きを無効化するのです。緑茶は、このように発酵させないお茶、いわゆる「不発酵茶」であり、これが「緑茶」になります。

葉っぱは同じ紅茶と緑茶の違いは?紅茶とは

お茶と言っても、たくさんの種類があるので、普段から緑茶を飲んでいる人にとってはお茶=緑茶という意味に捉える人もいれば、「お茶と言ったら紅茶でしょう!」という人がいたり、人によっては色々な意味合いがありますよね。

紅茶の葉っぱについて

有名な「ダージリン」をはじめ、イギリスやインドなどおもに外国をイメージしますが、紅茶と緑茶の違いとはどのようなものがあるのでしょうか。

実は、私達が日常的に飲んでいるお茶の緑茶、ウーロン茶、紅茶は、どれもツバキ科の茶の樹から出来ています。

どれも味わいや香りや色などもそれぞれに違いがありますが、それは、この樹からとれる葉の発酵度合いによって変わってくるのです。

茶葉は、葉の発酵が進むにつれて、成分のカテキン(タンニン)が酸化することにより、赤みを帯びてきます。

りんごの皮を剥いた状態で、そのままにしておくと、時間が経つとともに茶色くなりますよね。

これは、りんごにふくまれる酸化酵素の働きによるものです。

この働きのことと「酸化発酵」と言い、紅茶や烏龍茶がこれらの働きを利用して製造されたもので、緑茶は利用しないで製造されたもののことです。

紅茶、緑茶、ウーロン茶などは、どれも味わいが違うのに、実は同じ樹から取れた茶葉を使っている茶葉兄弟なのです。

紅茶と緑茶の葉っぱも烏龍茶の葉っぱも同じ

お茶の中でも「烏龍茶」は、濃いめの色と苦味が特徴で、カテキンやポリフェノールなどの栄養成分も入っているため、烏龍茶を好んで飲む女性が多いのではないでしょうか。

お茶の葉を酸化発酵して製造するお茶の代表は「紅茶」ということは、先ほどもお話ししました。

「烏龍茶」は紅茶と緑茶の中間に「半発酵茶」に分類される

生の茶葉を日干しさせた後、陰干しすることにより、茶葉をしおれさせます。

そして短時間発酵させて熱処理を加えることによって、酵素の働きを止めて乾燥させます。

こうすることにより、緑茶と紅茶の中間の色になり、緑茶よりは渋みや苦味がやや弱くなるのです。

烏龍茶は、その名からも分かるように、中国原産の「中国茶」です。

歴史の深い中国では、明から清の時代に生まれたという説があるほど古くから飲まれているお茶ですが、日本で烏龍茶が飲まれるようになったのは1980年代になってからです。

缶入りやペットボトル飲料が日本の飲料メーカーにより発売されたのを機に、徐々に烏龍茶が日本国内で浸透しました。

また、中国では、烏龍茶は熱いお湯で入れて飲むことが一般的でしたが、日本のペットボトル入り烏龍茶が、手軽に飲めるということで、中国や台湾に逆輸入されているということも注目です。

茶葉の発酵の進め具合でお茶の種類が変わる

お茶は、茶葉の発酵度合いによって種類分けされます。

酸化発酵の働きを利用しない緑茶は「不発酵茶」、烏龍茶のように発酵を半分で止めるものは「半発酵茶」、完全に発酵させる紅茶などは「発酵茶」になります。

日本人に馴染み深い緑茶は

不発酵茶ですが、日本で作られているお茶のほとんどがこのお茶にあたります。

発酵させていない分、茶葉本来の味わいが感じられるのが特徴です。

烏龍茶は、半発酵茶の代表的なお茶にあたりますが、この烏龍茶の中でも発酵の進み具合によって「白茶(パイチャ)」「黄茶(ファンチャ)」「青茶(チンチャ)」などに分類されます。

この中でも、もっとも古い歴史を持つお茶が「白茶(パイチャ)」で、独特の甘い香りと、口当たりが良いのが特徴の中国茶です。

白茶は、茶葉が芽吹いて産毛が取れない早い段階で摘み取り、とても浅い発酵度の段階で自然乾燥させて作られる中国茶です。

そして、完全発酵させる「完全発酵茶」の代表が紅茶です。

世界の中でも、最も消費量が多いのがこの「発酵茶」で、土地の気候や地質によって茶葉の味わいも変わるので、その日の気分によって茶葉を変えて楽しむことができます。

紅茶や緑茶の原料チャの木について

お茶の原料になる樹は、ツバキ科ツバキ属にあたる常緑樹です。

学名を「カメリア・シネンシス」と言い、茶畑で栽培されるほか、野生化した樹木も入れると、熱帯や温帯のアジアにおもに分布しています。

通称チャの木とも言われるこの樹は、一般的に高さ10メートル以上もある大きな木になりますが、日本の茶畑などでは茶の葉を摘み取りやすいように、高さ1メートル程度に剪定された状態で育てられています。

茶の葉は、低温に弱く、気温がマイナス10度を下回ると葉っぱが変色してしまい、育たないという性質があるため、日本では北は秋田県から、南は沖縄県でおもに栽培されています。

また、茶樹の品種には、大きく分けて2種類あり、1つが中国種、もう1つがアッサム種です。

日本で親しまれている緑茶は、おもに中国種に分類されます。