バラを育てるには、消毒方法や水やり、病気対策などきちんとしたお手入れが必要です。
バラを育てる初心者の場合、どの時期に特に消毒散布に気をつけたらいいのかなど悩みますよね。
そこで、初心者でもわかるバラの消毒方法やバラ栽培のお手入れのポイントなどについてまとめてみましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
スポンサーリンク
関連のおすすめ記事
-
-
息子の一人暮らしは母親の子離れタイミング!心配でもできること
息子の一人暮らしは母親にとってはとても心配な出来事ですよね。 いくつになっても子供は親にとって...
-
-
ミョウガの収穫時期は?夏ミョウガと秋ミョウガの収穫と栽培方法
家庭菜園でミョウガを育てている人の中には、家庭菜園初心者の方もいますよね。ミョウガの収穫時期について...
-
-
体の筋肉の名称とその役割を覚えて、効果的な筋トレをしましょう
筋トレを始めようと思って本などを見ていると「大臀筋」や「下腿三頭筋」など見たことも聞いたこともような...
-
-
犬に食べさせてはダメ!クッキーや食べ物は人間用の物を与えない
飼い主さんが食べている物を犬が欲しがることもあります。ですが、人間用のクッキーなどの食べ物を犬に与え...
-
-
子犬の噛み癖は2ヶ月でもしっかりと直そう!その方法を教えます
生後2ヶ月のかわいい子犬。しかし、噛み癖に悩まされている飼い主も多いと言われています。 しかし...
-
-
待ち合わせに遅刻する人の対処方法連絡なしの場合は帰るのもアリ
待ち合わせではいつも待たされてばかり。毎回のように遅刻してさらに連絡なしの彼氏や友人に振り回されて疲...
スポンサーリンク
バラに発生しがちな黒点病の予防と消毒方法とは
バラに黒点病が発生しやすい条件としては、気温が20℃前後で推移する時期で、葉が数時間濡れたままの状態になる時に、より感染しやすいと言われています。したがって、その多くが春から夏になる手前や、秋口に発病し、徐々に進行していきます。
農園で行われている予防と消毒方法としては、芽出しの時期よりも少し前の、芽が少し膨らんだ時に消毒を行います。発病前は予防薬を中心にして、治療薬は月に1~2回の散布でOKです。もしも発生が確認された場合は、治療薬の方を多めに散布しましょう。
新しい葉は水をよく弾くため、黒点病には感染しません。大雨のあとに大きな木の下にバラを植えた鉢植えやプランターなどが置いてあると、いつまでも上からの雨だれで葉っぱが乾かない状態が続くため、黒点病が発生する確率が高くなります。
また、国道などの車通りの多い道路沿いでバラを栽培しているところでは、車からの風圧で雨のあとの水滴がより早く乾くためか、とくに消毒をしなくても黒点病が発生することは少ないようです。
バラのうどん粉病の特徴と消毒による対処方法
バラを育てるうえでこちらも注意したいのが、うどん粉病です。バラの葉っぱやつぼみの一部に、真っ白いうどん粉のような粉が付着していたら、まずたいていはこの病気だと思ってかまいません。粉を拭いたように白くなっているのは、カビの一種です。新芽やつぼみは少し萎縮してしまいますが、さきほどの黒点病のように、葉っぱがボロボロに朽ちたりするようなことはありません。ですがやはり、バラの生育には少なからずとも悪影響を及ぼしますので、見かけたら早めに対処しましょう。
うどん粉病の主な発生時期は、4月から6月頃と9月から11月頃です。春と秋に多く発生し、暑い夏場の時期にはあまり見かけることはありません。
うどん粉病が発生したら、早い段階で消毒を開始します。まずは白くなった葉っぱを全て取り除き、専用の薬剤を3日おき程度に3~4回撒きます。もしも全体に広がってしまったら、悪い葉を全て取り除き、重なり合った葉を整理して風通しを良くします。
はじめてのバラの栽培方法!3月はしっかり消毒散布を
はじめてばらを栽培するのであれば、新芽が吹いて若葉が生い茂ってくると、それだけでもワクワクしてしまいますよね。3月頃のこの時期は気温の変化も著しく、それに合わせてされに手入れを入念にすることで、よりキレイに花を咲かすことに繋がります。
寒暖の差が激しいこの時期の気候は、バラに限らず全ての植物の生育にも大きな影響を与えます。
養分が行き届かないのを防ぐために芽かきや追肥をしたり、必要に応じて枝の切り戻し剪定を行います。さらに気温が上がってくると、様々な害虫が発生する恐れがありますので、その前にしっかり消毒散布することで、大切なバラを守ることが出来るのです。この時期に手入れを怠らないことで、バラの花たちは見事に期待に答えてくれるでしょう。
9月頃にはバラの台風対策も大切!
日本国内では、8月から10月頃にかけて、台風が多く上陸します。何の対策もせずに台風の直撃を受けてしまうと、もちろんバラにとっても大打撃です。そうなる前に、台風シーズンに入る前には、バラを守るために必要な道具を準備しておきましょう。
まず、鉢植えのバラはなるべく室内に運んで雨風が当たらないようにします。数が多くて室内に入り切らないような場合は、出来るだけ軒先などの風をしのぎやすい場所に移動して、周囲を板などで囲ってあげます。強風で囲いが飛ばされないように、しっかりと固定しましょう。
鉢を移動出来ない場合は、鉢ごとに1本ずつ支柱を挿して、フェンスなどにくくりつけておくか、全て支柱をまとめて縛っておきます。つるバラはつるを真っ直ぐに伸ばし、まとめて一括りにしておきます。
花壇に植えているバラに対しても、支柱を立てて固定します。台風が通過後に、折れたり葉っぱが散乱してしまった際には、そこから害虫が発生する可能性が高くなりますので、早めに処分しましょう。
水やりや消毒などバラのお手入れのポイント
最後に、バラの基本的なお手入れの方法をご紹介します。
バラは水分を多く必要とする植物ですが、水の与え過ぎはよくありません。水を与えるのは土の表面が乾いている時です。鉢植えであれば、受け皿に水が染み出してくるまでたっぷりと与えます。
バラは休眠している冬場にも水を必要とします。表面の土が乾いているのを見かけたら、午前中のうちに水をあげてください。
新芽や若葉が出てきた3月頃から11月頃までが、バラの活動時期となります。その間は、月に1回の間隔で肥料を与えましょう。花が咲いていないタイミングを見計らって与えます。
肥料に含まれる成分は、チッソ・リン酸・カリなどです。それぞれ、チッソは葉っぱに、リン酸は花に、カリは根に対して効果がありますので、これらの成分がよりバランスよく配合されている肥料を選びましょう。
バラの消毒は一週間から10日おきに行います。消毒液が花に触れてしまうと変色の原因にもなりますので、十分に注意しましょう。