着物でトイレに行きたくなったときにはどのように行けばいいのでしょうか?
ずっとトイレを我慢するわけにもいきませんよね。着物でトイレにいくときにはこのようなことに気をつければ大丈夫!ちょっとしたポイントやコツを知っておけば、いざトイレにいきたくなったときも慌てずにすみますよ。
気になる着物を着たときのトイレの行き方を紹介します。
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着物でのトイレの行き方とは?着物を汚さないように気をつけましょう
成人式や卒業式の際など、着物を着る機会もあるでしょう。琴や茶道、お花や日本舞踊など、習い事などの際に着物を着る人もいるかもしれませんし、結婚式に出席する際、または歌舞伎や能の鑑賞、また最近では普段プライベートでも、ちょっとした時にオシャレを楽しむために着物を着こなす人も増えています。
実際、着物は自分で着ることが出来なくても着付けしてもらえる場所もあったり、着物をもっていなくてもレンタルする事もできたりと、手軽に着物を楽しむ事ができます。
着物を着る楽しみは、いつもとは違う空間や出来事に対して、特別感を味わえるということでは無いでしょうか。
しかし、そのなかで忘れがちな心配があります。それはトイレの行き方です。着物を着ていると、汚してしまいそう、トイレに行ったあとに着付けが乱れてしまいそうということから、トイレに行くのを懸念する人もいるかもしれませんが、だからといって、着物を脱ぐまで我慢するというわけにも行かないのがトイレです。
着物の時は洋式のトイレを、ハンカチと洗濯ばさみがあると便利
できる限り洋式トイレを使いましょう。
トイレへ入ったら、まずは顎の位置にハンカチを挟んでおくと良いでしょう。そうすると、下を向いた時にファンデーションが襟についてしまうのを防ぐことができます。
振り袖を着ている場合は、袖の真ん中を帯または帯締に挟みます。ずり落ちないように、洗濯バサミを用意しておくと、しっかりと留めることができます。
裾は、上前、下前、長襦袢、裾よけのの順番で上に持ち上げ、落ちないように着ている三枚を一緒にまとめて、しっかりと手で持って下さい。一番下に身に着けている裾よけで、風呂敷のようにその上の二枚をまとめて包んでしまう方法でも構いません。注意点としては、後ろをしっかりと持ち上げることです。
トイレから出る際のチェックポイント
裾や帯の状態が元通りになっているか、確認してください。ショーツは、股上の浅い物の方が、帯で抑えられずに下ろしやすくてオススメです。
着物でのトイレの行き方まとめるのはしやすいものでOK
着物でのトイレの行き方に不安を感じている人も多いのでは無いでしょうか。着物の袖は広がっている事もあり、特に振り袖は長い為、そのままトイレに座ると汚れてしまう可能性も考えられます。用を足す際にも、行う事が難しくなります。
トイレに行くときは袖をまとめて動きやすくしておくことが大切
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着物の袖のをまとめる方法
- 袖を帯締めに挟み込む方法
- 袖の端をもって帯の前で軽く一結びする方法
- 袖のたもとを帯の上の真ん中当たりまで持ってきて、洗濯バサミや大きいクリップで挟んで留める方法
このように、まとめる方法は様々ですが、どれが一番良いというわけでもありません。自分がやりやすい方法を選びましょう。
着物の裾の処理方法
振り袖を着る際には、裾よけ、長襦袢、振り袖の順に着て行きます。一度に着るのではなく、一つ一つ着ていく為、一枚一枚順に捲っていきます。
自分の左手側が上、右手側が下になるように重ねているため、一枚ずつめくって、前の裾を左右に分けていきましょう。
まずは、軽くかがみ、一番上に着ている振り袖の左側を左手に持ち、次に右側を右手に持ちます。長襦袢の左側を左、右側を右手に、最後に裾よけの左側を左手に、右側を右手に持ちます。
両手に持った裾を、腰の位置まで一気にめくりあげましょう。めくるというは、裏返しにするということです。
※たくし上げるのではありません。
万が一たくし上げると着物がシワになってしまいます。筒状の物を裏返すというようなイメージで行いましょう。このことで着崩れを防ぐことが出来るのです。
トイレの行き方 着物でトイレに行って着崩れてしまったときには?
着物でのトイレの行き方は分かったと思いますが、用を足し終わった後に着崩れてしまった場合、どのように直せばよいのでしょうか。
まずは落ち着くことです。そして、下記の通りにゆっくりと直して行きましょう。トイレのついでに、着崩れがないか確認するという余裕も大切です。ですから、トイレから出る際は、しっかりとチェックしてから出てくる事を忘れずに。
着物の直し方
着物の裾が下がってしまった場合は、帯下の着丈に合わせて腰のあたりでたくし上げた”おはしょり”の下に手を入れて、衿の先を掴みましょう。衿先を突き上げるようにし、裾を程度な長さまで引き上げます。突き上げたことで下がってきた部分は、腰紐の中へ入れ、おはしょりを整えて直しましょう。
後ろのおしり部分が下がってしまった場合、踵で軽く裾を踏み、背中へ手を回しておはしょりの中に手を入れましょう。腰紐の上部分のおはしょりを掴んで、引き上げます。一気に大きく引かないように、裾を見ながら加減して下さい。
裾が重なって乱れてしまった場合は、内側の裾よけや長襦袢の打ち合わせが逆になったり丸まったりしている可能性があります。上から順番にめくって、よれないように丁寧に直していきましょう。
着物でトイレに行くのは正直大変・袴のほうがいいかも
着物でのトイレの行き方も分かり、着崩れを直す方法を理解したとしても、正直、着物でトイレに行くのはなかなか大変な事でしょう。
万が一、卒業式で着物を着ようと考えていたとしてもトイレに不安がある場合は、袴を着るのが良かもしれません。
着物より動きやすい、袴の特徴
袴は着物に似ているとは言え、袴自体はロングスカートのようなものです。ですから、洋式トイレであれば、着崩れなどを気にすること無くトイレに行くことができます。
もともと、袴は着物とは違い、動きやすさを重視して作られた和装です。着物よりも動きやすく、また歩きやすいと言えるでしょう。だからと行って大股で歩いても良いという訳ではありません。お淑やかに歩く必要はないかも知れませんが、通常通り歩けば、着崩れなどの問題は少なくなります
袴の場合の足元は、草履かブーツを合わせます。草履は上品で古典的な印象がありり、脱ぎ履きがしやすいのが特徴です。
しかし、歩きやすさという点を考慮すると、やはりブーツの方が良いでしょう。袴が女学生の制服であった頃は、編み上げブーツが流行っていました。黒の革で紐で編み上げられたブーツのシルエットは、スッキリとしていて、現代でもモダンではハイカラなイメージを演出することができます。
もし、ブーツをもっていない場合は、普段使いもできるので購入しても良いかもしれません。
着物を着たらココをチェック!動きやすくしておくことがポイント
着物を着終わったらトイレに行きやすいように、動きやすくしておくこともポイントになります。
一度足を開いておくと、裾にゆとりができ、その後の裾捌きがぐんと楽になります。かと言って大胆に足を広げ無くても大丈夫です。足を肩幅より10センチ程度大きく開いておくだけで構いません。また軽くしゃがんでおくことも大切です。
また、帯が緩んでいないかチェックしましょう。帯の下に手を入れて、ゆるいと感じるようなら巻き直すか、また小さいタオルなどを挟んでゆるみを調整すると、動いた時に帯が緩んで下に落ちてくるというのを防ぐことができます。
歩くときも注意が必要です。背筋を伸ばして、肩の力を抜き、項を伸ばすようにします。裾が乱れないように、歩幅小さく、すこし内股でまっすぐ歩くように心がけましょう。