高度経済成長時代に生まれた昭和生まれと、バブル崩壊後に生まれた人が多い平成生まれ。
生まれた時代が違えば、考え方が違うのは当然です。
昭和生まれから見た平成生まれらしさや、平成生まれから見た昭和を感じる言動など調べてみました。
ジェネレーションギャップはいつの時代も言われる言葉です。
思わず「わかる、わかる!」と言ってしまう、昭和生まれと平成生まれの違いをご紹介します。
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平成生まれと昭和生まれでは言葉の違いもはっきりと
数年前までは、職場の新入社員が平成生まれだと聞くと、それだけでかなりの衝撃を受けたものです。さすがに最近は驚かなくなりましたが、それでも彼らの言動の数々から、世代間ギャップを感じる瞬間は多々あります。
私のように昭和生まれから見て、明らかに相手が平成生まれだと感じる言動は色々ありますが、なかでも固定電話や公衆電話の使い方がわからないという人は、完全に平成生まれの可能性が高いです。さらに、携帯電話が普及して、LINEやメールでのやりとりが一般的となっている昨今では、ファックスすら見たことがない人がいても不思議ではありません。
昭和生まれと平成生まれの違いがハッキリと現れる言葉遣い
すごい、美味しい、かっこいい、その他多くの意味で使われているのが「ヤバイ」という言葉。本来は、あまり良い意味では使われてこなかったはずの「ヤバイ」が、現代では様々な感情を表すオールマイティーな言葉として使われていることの対して、世の昭和生まれとしては違和感を感じることが非常に多いようです。
また、平成生まれの中には、上司に対しても平気でタメ口を使ったり、会話の端々に「マジっすか?」と使う人は少なくありません。そもそも「~すか」が敬語だと思っていることにも驚いてしまいますが…。
平成生まれから見た昭和生まれとの言動の違い
平成生まれから見て相手が昭和生まれだと感じる言動
年齢にもよりますが、たしかにDのことをデーと発音する年配の方は多いです。カップルのことをアベックと呼んだり、テレビのチャンネルを「回す」と言うのも、親世代からはよく聞きます。美容室のことを「パーマ屋さん」と呼んだり、未だにズボンの前チャックが開いていることを「社会の窓が開いている」と言う人も少なくはないでしょう。
昭和世代には当たり前のことでも、生活環境が変化したことによって、例えば今はテレビのチャンネルはリモコンで操作するのが普通で、ダイヤルを回してチャンネルを合わせていた時代を知らなければ、平成生まれにはそのジェスチャーや言葉遣いが理解できないのも当然なのです。
また、LINEやメールの語尾がカタカナになっている人は、完全に昭和生まれのオジサンオバサンと認識されてしまうのだとか。
これを書いている私にも思い当たるフシが多く、しっかりとオバサン認定されてしまった気分で悲しくなりますね。
平成生まれと昭和生まれの違いはさまざま、こんなところも違う
平成生まれと昭和生まれでは、一緒に働くうえでも様々な考え方の違いがあるようです。
体調不良などで会社を急に休むことになった際、本来は電話すべきところを平成生まれはメール1本で済ませたり、取引先とのやりとりもほとんどメールで済ませようとする傾向にあるようです。そもそも固定電話を使った経験が少ないため、電話の取次ぎ方も入社して一から覚えるケースも多いのだとか。電話で緊張しながら話すよりは、メールのほうがラクだと考えるのかもしれませんね。
また、仕事でもわからない事があった時、上司や先輩に聞く前に何でもインターネットで調べて、その答えを鵜呑みにしてしまう人も少なくはないようです。
「仕事に対してのやりがい」を重要視したり「とにかくプライベートよりも仕事命!」な昭和世代も多いですが、平成生まれの中にはあくまで仕事とプライベートは別と考えるタイプが多いようです。生活をするために必要だから仕事をするという考えのもとに、よりプライベートを充実させるべく、それに見合った仕事を選ぶというのもまた、平成生まれ特有の自由な考え方なのかもしれませんね。
平成と昭和ではデート代の支払いに対しても意識の違いが
昭和生まれの中にはバブル期を経験している世代も多い
今では考えられないような額の給料やボーナスを貰っていた時代を知らない平成生まれにとっては、羨ましくもありますよね。
そのせいか、とあるアンケートによると、昭和生まれの人はデートでは男性が奢るか、男性の方が女性よりも多めに支払うべきだと回答する割合が7割を超えるのに対し、平成生まれの中には割り勘にするべきだと回答する人が半数近くいるのにもうなずけます。
一方で、昭和生まれと比べて平成生まれは、誕生日や2人の記念日などはより盛大にお祝いしたいと考える傾向にあるようです。普段は割り勘でも、イベントなどは豪華に盛り上げたいと考える人が多いのだそうです。
学歴重視は昭和、給料重視は平成
社会に出て働くうえでは、仕事内容と同様に給料の高さも重要な要素です。
今や高校を卒業したあとに大学へ進学する人の割合が過半数を超える時代ですが、実は平成生まれよりも昭和生まれのほうが、働く上で「学歴の高さ」を重要視する傾向がより強いのだそうです。
また、働くうえで「給料の高さ」と「仕事のやりがい」のどちらに重点をおくかでは、平成生まれは「給料」を挙げるのに対して、昭和生まれは「やりがい」を求める傾向が強いというアンケート結果もあります。
このように、そもそも仕事に対するスタンスが違うので、その価値観を共有しようとすること自体が難しいことなのかもしれません。
平成生まれだから、昭和生まれだからと一概に決め付けるのではなく、様々な考え方の違いがあってしかるべきと捉えることが必要だと言えるでしょう。