蒸し暑い夏の時期ですと切花を買ってきて飾ってもあまり日持ちがしませんよね。それは花が長持ちするには適切な温度と言うものがあるからです。花屋さんでも大きな冷蔵庫のようなケースに綺麗な花がずらりと陳列されていますよね。
花は少し涼しいくらいが適切な環境のようです。そんな花を長持ちさせたい時の方法についてまとめてみました。プレゼントしたい日にちが数日先でも冷蔵庫を使えば保存する事が出来るでしょう。
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花をプレゼントするまで保存したい時は花屋さんに頼んで冷蔵庫で保存してもらおう
花束のプレゼントは、見た目も華やかで、もらって嬉しくない人はいないのではないでしょうか。
できるだけ、キレイな状態でプレゼントしたいけど、保存状態によっては買ったときより、しぼんでしまったりということにもなりかねません。
プレゼントするまで、時間がある場合は花屋さんで良い状態のまま保存してもらえるのをご存知ですか?
自分で保管する場合も、使えることなので参考にしてみてください。
- お店に保管をお願いする場合は、花束を渡す時間を説明する
- つぼみに近い花を選ぶ
- 温度管理
- 花びらの部分が触れないように注意する
- 保管するときは立てた状態
花びらが重なりあった部分というのは傷みがすすみやすいので、渡すまで時間があるときは花束にしたときに、きつく縛らないことや、水分を多めに含ませるなどお店側でも工夫してくれます。
花を購入する時には、できるだけつぼみに近い花を選ぶこともポイントです。
花によっては一日で満開になるものもあれば、温度によっては数時間で咲くものもあります。
つぼみの状態で購入すれば、花がベストな状態でプレゼントすることができます。花は温かさに弱いので、できるだけ室温が低いところに保存するのがおすすめです。
お店では、花を保存している冷蔵庫がありますので、そこに保存してもらうこともできます。
花の保存に使われる冷蔵庫のようなケースはキーパーと呼ばれるもの
花屋さんで目にしたことのある人もいると思いますが、花を保存している透明な冷蔵庫のようなものがありますよね。
あれは、キーパーと呼ばれるもので、花を適正温度で保存する装置です。
多くの切花は暑さに弱いので、ほとんどがキーパーに入って売られています。
適正温度は花の種類によっても違ってきますが、だいたい15~17度と言われています。
お店によっては、キーパー内の温度と、購入したお客さんが花を飾る室温との差が少ない方が花にもストレスなく長持ちするという考えのところもあり、販売するときには、キーパーから数時間出して、切花を普通の温度に慣れさせるという方法をとっています。
夏の蒸し暑い時期に花を保存させるなら冷蔵庫に入れるのがおすすめ
真夏の蒸し暑い部屋に花を普通に飾っていると、水をきちんと取り替えているのに、数日で枯れてしまった経験はありませんか?
花は暑さに弱いと書きましたが、特に夏の密室状態の部屋では湿度も高いので、花の咲具合も早く、水の中にはバクテリアが増殖しやすいので、水につけている茎を詰まらせます。
重なりあった茎同士や葉は、蒸れて傷みも進みます。
夏場に花を長持ちさせるには、クーラーをつけて涼しく保つということが簡単な方法です。
でも、一日中クーラーをつけっぱなしというのは経済的にも負担が大きいですよね。
そんな時に活用して欲しい裏技は「冷蔵庫」です。
昼間家を空ける時などは、花瓶ごと冷蔵庫に入れておくと、花も室温に出しっぱなしよりは長持ちしますよ。
温度も野菜室があれば、冷蔵室よりはややゆるい温度なのでおすすめです。
入れる場所が無いときや夜間は、花瓶から大きめのバケツに移して風通しのいい場所に置くというのも良いです。
小さめの花瓶だと、水の温度も上がりやすいですが、大きめの容器に移すことにより、花瓶よりは温度上昇を抑えられます。
知って得する!花を長持ち、保存する方法!
ちゃんと花瓶に入れているのに、すぐに花がしおれてしまう場合、茎が詰まっていて水がうまく吸い上げられず、水不足になっている可能性が高いです。
植物には、全体に水を行き渡らせる導管が通っています。
植物を活けておく水の中に、バクテリアが繁殖することにより、内部組織を壊し、この導管を詰まらせてしまいます。
また、茎を切る際に空気が導管に入ってしまうことで、水が吸い上げられないということもあります。
切花を長持ちさせるためには、「水揚げ」という作業が重要です。
水揚げ方法にはいくつかありますが、一般的には「水切り」という方法です。
これは、水を入れた大きめの容器の中に、切花の茎をひたした状態で、カッターなどで根元から3cm以上茎を斜めに切り落とす作業のことです。
斜めに切り落とすことにより、吸水面積も広くなり、水を効率よく吸い上げることができます。
水揚げには、他にも深水や湯揚げ(花がたくさんついた花に適している)、焼き上げ、割込みという方法があります。
また、自分で出来る簡単な保存方法として、水に漬かっている葉っぱやつぼみを取り除くということも有効です。
花束にしたときに見えない部分に、葉っぱやつぼみがついていると、水分が蒸発する量が増えて枯れやすくなり、また、水に葉っぱなどが漬かっている状態ではバクテリアが繁殖しやすくなります。
ただし葉っぱは、光合成を行う大切な要素なので、すべて摘みとることは避けましょう。
切り花を長く綺麗なままで保存するなら? ホームセンターであるものを買おう
花屋はもちろん、ホームセンターなどに「切花延命剤」というものが売られていますが、これを使うと、手間なく自宅でも切花を長持ちさせることに効果的です。
延命剤の効果としては、抗菌効果によりバクテリアの繁殖を防ぎ、切花への栄養剤も含まれていたり、銀イオン剤が含まれているものは、切花の老化を防ぐ働きがあります。
効果は1週間くらい続くものも多いので、水を替えるのが面倒なちょっとズボラさんでも長くお花を楽しむことができますよ。
同じような効能があるものとして、水の中に10円玉を入れておくというのもおすすめです。
排水溝に10円玉と入れておくと嫌なヌメヌメが取れるというのを聞いたことありませんか?
理由としては同じことなのですが、10円玉の銅の成分が溶けることにより殺菌効果と雑菌を分解する働きをすることによるものです。
できれば、黒ずんだ10円玉は、酸化が進んでいて本来の効果が薄まりますので、きれいな10円玉を使いましょう。