母子家庭だと保育園に入りやすいと言われているようですが、実際には入れないというシングルマザーの人も多いようです。
母子家庭なのに保育園に入れない特別な理由でもあるのでしょうか?そうならないための対策方法は?保育園に入れない場合は親に頼むしかない?
母子家庭でも保育園に入れないケースや理由、その対策方法について調べてみました。
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母子家庭なのに保育園に入れない理由は点数が足りないのかも
保育園には認可と無認可の保育園があります。施設の広さだけでなく環境など、国が定めた厳正な基準を満たしているのかどうかによって決まります。
認可保育園は、所得によって保育料が決定するため、自治体によって保育の必要性があると認定された家庭の子供が入ることが出来るのです。
認定保育園に入園する為の選考方法として、家庭状況をポイント化した点数の合計点によって決められます。
選考のための点数は「指数」とよばれ、「基準指数」「調整指数」「優先順位」の3つの区分があります。保育園の入園願書は、役所に提出されますが、その際には指数表を元に、それぞれに対しての点数が決められます。
母子家庭であれば、それに対する項目で加点になります。
ひとり親世帯であることに対しての加点です。母子家庭、父子家庭では、仕事に行っている間に子供の面倒を見る人がいないため、そのための点数が加点されます。しかし親と同居している場合には、加点は低くなります。子供を養育する人がいない場合は加点が大きくなります。
未就学児が3人以上いたり、兄弟姉妹と同じ保育園に通う場合には、点数が加算されます。
また、認可外の保育園に子供を預けている場合も加点対象になります。認可外保育園に預けななければ働けないとう状況が考慮されるためです。しかし、中には認可外保育園として認められない教育施設もあるため、事前に調べる必要があります。
母子家庭でも求職中の場合は保育園に入れない?
母子家庭だったとしても、休職中であれば保育園に入園は難しいでしょう。
現在は無職であっても、就職がすでに決まっていたり、近々仕事に就く予定があれば、保育園に入ることは出来ます。その場合は、必ず定められた日までに仕事をきめなければ、保育園を退園しなければなりません。
仕事を探していて無職である状況では、入園の優先順位が低くなってしまいます。
保育園に子供を入れなければ、働きたくても働けない、仕事を探したくても探しにいけないとい母子家庭もあるでしょう。どうしても、仕事を探して働きに出ないといけない場合には、まず親との同居を考える人もいるはずです。
しかし、入園審査の際には、親との同居は加点が低くなります。また、同居している人の中に、病気であるなどの理由もなく無職の人がいれば、申請が難しい自治体もあります。
母子家庭であれば、必ず認定保育園に入ることができるわけではないことを理解しましょう。
親と同居している母子家庭は保育園に入れない?でもこんなメリットも
母子家庭なら、親と同居をしている家庭もあるでしょう。その様な家庭は保育園に入ることが出来ないのでしょうか。
親の扱いは、自治体によっても違います。保育園への入園審査の際、親との同居は減点対象とみなされることが多いようです。親の年齢が高齢な場合などは別ですが、働きに出ていない、まだ元気な親がいるような家庭では、子供を保育園に入れなくても、自宅で保育することが可能であると判断されてしまう場合もあります。そのために、正社員で働く予定があったにも関わらず保育園に落選してしまうケースもあるようです。
認可保育園に入れない場合には、やはり無認可保育園に通わせるしかないのかも知れません。
親が働きに出ているような場合は、親にも負担をかけてしまうこともあるでしょう。しかし、子供の面倒を見てくれる安心感は何にも変えがたいものもあります。また、同居をすれば、子供を親の家に預けに行く手間もなく、面倒を見てもらえます。家族として親と孫が過ごすことも出来ます。
母子家庭だと保育園は無料で利用できるの?
母子家庭だとの保育料が無料になるというのは本当なのでしょうか。
実際、母子家庭という理由だけでは、無料になることはありません。また減額になることもありません。
1世帯あたりの収入金額によって変わってきます。母子家庭でも、収入が多ければ保育料が高くなります。逆に、母子家庭でなくても世帯の収入が低い場合には、保育料が安くなります。
また無料になる場合には、収入が一定金額以下であり、市町村民税が非課税世帯である場合です。保育料の減額や免除はお住まいの自治体によっても違ってきます。もし、気になるというのであれば、自治体に問い合わせするとよいでしょう。
今後は、幼児教育が無償化になるという話もあります。無償化になれば、母子家庭だけでなくとも、子育て中の親にとってありがたい話です。
母子家庭は幼稚園よりも保育園に預ける人の割合の人が多い?
母子家庭であれば、幼稚園より保育園に預ける人の割合が多いと聞きます。実際はどうなのでしょうか。
母子家庭や父子家庭の保育園の利用率は、高い割合を占めています。そのような世帯の半分以上は、保育園を利用しているそうです。
母子家庭や父子家庭であれば、フルタイムで働かなければならないことも多く、そのため、朝早くから保育が開始し延長保育も含めると幼稚園よりも長く預かってもらえるような保育園に子供を預けることが多いのです。
幼稚園のように、午後の2時前後で保育が終わって帰宅しなければならないようでは、もちろん親もフルタイムで働くことが出来ず、生活が厳しくなってしまいます。
また、幼稚園の中にはお弁当を持っていかなければならない園もありますが、保育園では給食のところが殆どです。親の手間が1つ省けるという点でも、保育園は魅力的と言えるでしょう。