大学生になっても親の過干渉で悩んでいるという人もいます。過干渉の親は、自分が過干渉だということに気がついていないことが多く、大切な子供のために一生懸命あいじょうを注いでいると思っています。
そんな親の皆さん、子供が大学生になったのをきっかけに、子供に構いすぎるのをやめてみませんか?親の過干渉は子供の自立を妨げることになります。
大学生の子供と親の関わり方や、親の過干渉についてのお話をお伝えします。
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子供が大学生になったら親の過干渉はNG!
子どもが大学生になったら、親は子を“保護する姿勢“から“見守る姿勢“にシフトチェンジしましょう。
子の自立を最終目標に掲げていく良いタイミングとなります。
3つの自立
- 生活的自立
- 精神的自立
- 経済的自立
親はこの3つの自立を支援してあげるといいでしょう。
自分の身の回りの整理整頓を始め、身だしなみを整えたり、生活リズムを整えることが出来るのが生活的自立です。
何から何までしてあげていては、生活的自立はできません。
自分のことは自分で考えて決定し、行動できるのが精神的自立です。
大学を卒業した後や就職してからのビジョンは考えているのか、そのためにしていることや出来ることは何かなどを聞いてあげるといいでしょう。行動に起こしているようであれば見守りましょう。
親に依存することなく自分自身が生きていくために働くことが、経済的自立です。子どもはいくつになっても自分の子どもです。生きているうちは色々なサポートができますが、出来なくなったときに子どもが困ることのないよう3つの自立を意識することが大切です。
大学生で親の過干渉はNG!でも放置もNG!
過干渉とはどの程度の範囲のことなのでしょうか?
お金がかかることを全面的に援助したり、家事を今まで通りにこなしてあげることが過干渉と言えます。
あらゆる部分で不自由ない生活をさせてしまうのは、何も出来ない子どもになってしまいます。
一人暮らしを始めたときに、困ることのないようにやり方を教えてあげるのも親の愛情ではないでしょうか?
高頻度で掃除に行ってあげたり料理を作ってあげることは、子どものためのようで実は自分の為です。
放置すれば良いということではありませんが、ほどほどにしてあげるのが子どもの為でもあります。
何でもしてあげるのではなく、やり方やコツを教えてあげましょう。どうしたら楽ができるか、簡単になるのかなどです。今は便利なものがたくさんあるので、一緒に家電屋さんに行ってみるのもいいでしょう。
生活は完璧にこなすのではなく、自分の出来る範囲で過ごしやすいようにするのが一番です。お父さんやお母さんの知恵を教えてあげてください。
親の過干渉で悩む大学生 親から言わせてもらうと
親の過干渉は、ほとんどが正しいと思ってやっています。
外泊禁止や門限はあなたを心配しているからです。一人暮らしをしてはいけないと言うのは、あなたが全部お父さんやお母さんにやらせていてあなたは出来ないと思い込んでいるからです。
そもそも、大学には自分が行きたいから行っているのではないですか?
親の過干渉がどうしても許せなければ、アルバイトでもしてお金を貯めて家を出ましょう。
自分で生活することが、どんなに大変かわかるでしょう。自由な時間が手に入りますが、そのぶん取られる時間も多くなります。もちろん、掃除や洗濯をしないで食事も気にしないのであれば好きなことだけをして過ごすことができるでしょう。
家を出るのもひとつの方法ですが、まずは自分で出来ることを始めてみてはどうでしょう?洗濯や掃除、料理などなんでもいいのでやってみましょう。
また、気持ちはありがたいけれどそこまで心配しなくても大丈夫、信用してほしいと言いましょう。
過干渉とは親の過保護?過干渉と過保護の違いとは?
過干渉は、子供に対して干渉しすぎることです。本人がしたくないことをやらせたり、気持ちを考えずに必要以上に口出しをすることを言います。
では、過保護とはどう違うのでしょうか?
過保護と過干渉の違いは、子どもが望んでいるかどうかにあります。子供の要望を聞きすぎてしまうことが過保護、それに対して子どもが望まないことをしてしまうのが過干渉となります。
過保護が過ぎて、過干渉になってしまうというケースもありますが、過保護の場合こどもは愛情を感じているのに対して過干渉は苦痛に思っていることがあげられます。
過干渉な親のほとんどは、自分がそうであることに気付いていません。なぜなら、子育てや子どもに対しての気持ちはそれぞれだからです。
親が子供のためと思っている行動が、子どもにとって大きな負担とならないようにしなくてはいけません。
自分の価値観を子どもに押し付けることのないようにしたいですね。
親の過干渉にうんざり・・・。親離れ、子離れの方法
今までは、親の言うとおりにしていれば上手くいっていたかもしれませんが大学を卒業して社会人になったときに、自立できていない人は大きな壁にぶつかります。
なぜなら、今まで言われたとおりにしていればなんとかなってきたからです。
自立できていない人は、主体性に欠け、「誰かが何とかしてくれる」と考えてしまいます。
お金を稼ぐ、働くということは、自分で判断をしたり、責任ができたりします。「自分でどうにかしなければいけない」という考えになりません。
子どもは、親が絶対ではないことを知らなくてはいけません。
また、親は子どもが自立するためのお手伝いをする必要があります。それは何から何までしてあげることではありません。
出来ることは自分でさせるのです。自分でしてあげることより見守るほうが難しいこともあるでしょう。親離れ、子離れはどちらかが一方的にするものではなくお互いがお互いのために行うことなのです。
まずは親のほうから、子離れを始めてみましょう。