部屋に蜘蛛がいるだけでもびっくりしますが、それが大きい蜘蛛だともっと怖いものです。
すぐに追い出したい気持ちも分かりますが、大きい蜘蛛ならそのままそっとしておくというのも手です。それは、なんとあのゴキブリを退治してくるからだとか!
部屋に出没する大きい蜘蛛の正体、蜘蛛にまつわるジンクスなどご紹介します。
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部屋に蜘蛛が!大きい蜘蛛なら退治しなほうがいい!
部屋に蜘蛛が出るとゾッとしますよね。
虫が苦手な人だと気分も下がり退治したいけれど「こっちに寄ってきたらどうしよう」と考えて中々退治できないでいるなんてことありませんか?
まず初めに自宅に蜘蛛が侵入する原因は、蜘蛛にとっての餌があるからです。
蜘蛛にとっての餌とは主に、コバエやゴキブリです。
ですのでこういった虫が出ない環境を作ることで蜘蛛が自宅に侵入することを防ぐことができ、例えば窓など蜘蛛が侵入できそうな隙間があれば防虫網を設置するなどの対策をしましょう。
自宅に出た蜘蛛で、足が長く大きい蜘蛛を見たことはありませんか?
その蜘蛛は「アシダカグモ」という種類で、夜行性で昼間はあまり姿を見ることは少なく、また性格はとても臆病なので自ら近付いてくることはなく大きな音がすると逃げてしまうと言われています。
そんな「アシダカグモ」の主食はゴキブリと言われていて、ゴキブリのいる自宅へやってきてゴキブリを退治しどこかへ消えていくことから「軍曹」と呼ばれ愛されているそうです。
蜘蛛自体苦手という方も多いかと思いますが、家をゴキブリから守ってくれていると思うと退治しない方がいい気もしますよね。
ですが蜘蛛を見つけてしまった以上、そのままにしておくというのもなかなかし難いものです。
大きい蜘蛛は退治しない方がいいとはいってもやっぱり部屋から追い出したい!方法は?
蜘蛛を退治する勇気のある方は外へ追い出しましょう。
勇気のない方は、きっと触るのも近くで見るのも嫌と思いますし、掃除機で吸ったはいいけど「掃除機から抜け出してこないだろうか」とかなんだか不安になりますよね。
そんな時の解決法をご紹介します。
一番オススメなのは、虫取り網を使用することです。
虫取り網で蜘蛛を捕獲後、網部分を回転させ網の中へ蜘蛛を入れてしまい、そのまま外へ持っていきましょう。
虫取り網は、夏頃になると100円ショップでも扱っていて、蜘蛛以外にも蛾などが自宅や侵入した際も活用できるのでひとつ備えておくと便利です。
また虫取り網を使用せずにすぐにでも退治したい場合は、殺虫剤を使用しましょう。
余程虫が苦手な人だと、外へ逃がしただけだとまたいつ自宅へ侵入してくるかわからないと不安になることありませんか?
スプレー式の殺虫剤を使用すればそんな悩みも解決できますし、手短且つ簡単に蜘蛛を退治することができます。
殺虫剤はホームセンターなどで簡単に手に入りますので、すぐにでも退治したいときはオススメです。
部屋でよく見る蜘蛛の種類は?大きい蜘蛛だとどのくらいの大きさ?
蜘蛛の種類には巣を作り獲物を捕獲する「造網型」と巣を作らずに歩きながら獲物を捕獲する「徘徊型」の蜘蛛がいると言われています。
また蜘蛛は肉食の節足動物で基本的には生きているものを捕獲し食します。
日本には約1200種類もの蜘蛛がいると言われていて、種類によって特性や捕獲する餌の種類もさまざまです。
上記でも述べましたが、餌をゴキブリとしている「アシダカグモ」は徘徊型と言われていて、歩き回り餌を探している為、家にもよく出没します。
またその体長は25~30mmと大きく、大きいものであれば足を広げると手のひらサイズになることもあるそうです。
蜘蛛の巣に引っかかった蝶々などの虫を見たことありませんか?
蜘蛛の巣は、人髪よりも細い糸で作られているのもかかわらず破けにくく、また触れてみると多少ベタベタしているそうです。
巣を作るのに最適な場所を見つけては、素早く巧みに巣を作ってしまいます。
蜘蛛を見つけたときには、相当な大きさの巣になっているかもしれません。
夜部屋に蜘蛛がでると不吉!
夜、蜘蛛が出ると不吉だとよく耳にしたことはありませんか?
ある昔話で夜になると女性が蜘蛛に変化して、男性を食べにくるという話があるように「夜の蜘蛛は不吉」と言われています。
遥か昔から夜の蜘蛛は不吉とする考え方はあるようで、日本書紀や、日本の古い書物によると夜の蜘蛛について記されているそうです。
その内容は、蜘蛛の行動を天皇来訪の前兆と見ていたり、夜の蜘蛛は泥棒が来るという迷信があり「盗人の先走り」とも言われていたりするそうです。
また見た目が気味悪く、薄くらい場所に巣をはり獲物を待ち伏せすることで不吉と言われていることもあるそうです。
どういった説にしても、「夜の蜘蛛は不吉」「夜の蜘蛛は縁起悪い」と言われています。
朝部屋に蜘蛛が出るのは良いこと?軒下の蜘蛛の巣も幸運のサイン?
夜の蜘蛛とは違い「朝の蜘蛛」は殺さないほうがいいと聞いたことはありませんか?
朝の蜘蛛は「幸運を呼ぶ証」や「待ち人が来る前兆」としても知られていて、このように言われるようになったのはさまざまな説があるそうですが、その中のひとつで日本書紀には「衣通姫」の説が記されているそうです。
「衣通姫」とは、その美貌が衣を通し輝いていたことが名前の由来となっているそうです。
この衣通姫が朝に蜘蛛が巣をはっていたのを目撃し天皇が来ることを予感し「わが背子が来えき宵なりささがねの蜘蛛の行い今宵著しも」と歌を詠んだことが説の発端と言われています。
このような遥か昔にあった出来事から、蜘蛛は人が来訪することを知らせると認識し、朝の蜘蛛は吉兆で待ち人が来ると言われるようになったそうです。
また現代では蜘蛛に限らず虫が苦手という方も多いのではないでしょうか?
ですが蜘蛛は思いのほか縁起の良い虫のひとつです。
蜘蛛の巣に関して、古代ローマ時代の商人は商売繁盛と金運のお守りとして蜘蛛の巣をモデルとした細工を持ち歩いていたそうです。
アメリカ合衆国の先住民族が手作りしたもので蜘蛛の巣の形をしたお守り「ドリームキャッチャー」という装飾品があります。
「ドリームキャッチャー」は、悪夢は蜘蛛の巣に引っかかり、吉夢は真ん中の穴を抜け眠っている人のもとへいくと言われているそうです。
このように、朝の蜘蛛は縁起が良いとされています。
軒下に蜘蛛の巣ができていても「幸運を呼ぶ証」かもしれませんので壊さないほうがいいかもしれません。