スーツの後ろに糸がバッテンについていますよね。スーツを着慣れない方はコレって何?と思われるのではないでしょうか?
この糸について、着るときは外すべきなのかどうか?糸の意味とは?などをご紹介いたします。
また外さなくても良いしつけ糸や、スーツのベントについても合わせて載せてみました!スーツの基本の着方をしっかりとマスターして、かっこよく着こなしてくださいね。
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スーツの後ろについている糸や袖口の素材表記って、どうしてる?
スーツを購入したときに、後ろにバッテンについている糸、これってどうしたらよいのかわかりますか。また袖口の素材表記って皆さんどうしているのでしょうか。
まず、ポケットや、ジャケットの後ろ裾に縫い付けてあるバッテンの糸、これは、全部購入後に取るべきものなのです。
スーツの袖口にある素材表記のタグも同じで、購入後に必ず取ってください。
こういうデザインなのではと思ってそのままにしている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。このままの状態で電車などに乗ったり、出勤したりすると、常識をしらない恥ずかしい人と思われてしまうかも知れません。
これは、型崩れしないために、しつけ糸で裾を縫っているだけなのです。親切に案内してくれるお店の方もいるかも知れませんが、常識の範囲ということで、殆どのお店の方は教えてはくれないでしょう。
スーツの後ろについている糸は外そう!そもそもベントとは?
スーツの後ろについている糸は、購入したら外しましょう。
なぜ、これが縫い付けているのかといえば、大抵のスーツには、後ろの身頃に切れ込みが入っています。縫い付けることで、この切れ込み(ベント)が開いてしまい型崩れするのを防いでいるのです。
このベントは、なぜスーツにあるのでしょうか。それは、窮屈さを解消して、動きやすくする為にあります。後ろの身頃の真ん中に入っているのをセンターベント、後ろの両サイドに切れ込みが入っているものは、サイドベンツと呼ばれます。両サイドなので2本の切れ込みのため、複数系でベンツという訳なのですね。
就職活動中の学生などは、はじめてスーツを着る場合もあるかも知れません。そんな時、このスーツの後ろの糸を外さずに面接を受けるようでは、スーツの基本を知らないということが面接官に分かってしまいます。恥ずかしい思いをするかもしれません。必ず、外しましょう。
スーツの後ろの糸は外す!ではポケットについている糸は?
スーツの後ろの糸を外すのは、お分かりいただけたと思います。では、ポケットについている糸はどうなのでしょうか。
これは切っても切らなくてもどちらでも良いです。
スーツのポケットに色々なものを入れると、ポケットの口が開いたままになったり、入れたものによってはポケットが膨らむこともあります。
ポケットが膨らんでいると、全体のシルエットを見たときに、バランスが悪く、格好良くは見えません。
シルエットを長持ちさせたいのであれば、このポケットのしつけ糸を取らないでおくこともひとつの方法です。
どうしてもポケットを使いたいけれども、綺麗な状態のシルエットをたもちたいのであれば、内ポケットを使うのも良いでしょう。ポケットの糸は切るのも、切らないのもあなた次第なのです。
ベントにも種類があるのを知っていますか?ベントの選び方にも注意を!
スーツの後ろにはベントが開いてしなわないように、糸が付いていると思いますが、このベントにはいくつか種類があります。
スーツの後ろの身頃の中心に、1つの切れ目が入っているものを、センターベントといいます。スタンダードなタイプで、よくビジネススーツなどで見かけるタイプです。
そもそもは、乗馬のときのジャケットの引っかかりを防止して、動きやすいようにつくられたため、別名馬乗りとも呼ばれています。
センターベントの仲間としては、ベントの開き止まりがカギの形になったフックベントと呼ばれるものあります。
また、スーツの後ろの身頃の両サイドに切れ込みがあるものをサイドベンツと呼びます。サイドベンツは、かつて、騎士が腰に剣を差していたため、抜くときに邪魔にならないように考案されたという説があります。
センターベントと比べると、アクティブな印象があり足が長く見えるという効果もありまます。お尻が大きめの方や、ポケットに手を入れるくせのある方などは、ベントが開きづらいので、様になります。
また、全く切れ込みのないノーベントのスーツもあります。
タキシードや冠婚葬祭などで切るフォーマルスーツはノーベントが基本です。
エレガントでドレッシーであり、デザイン重視のスーツに用いられます。ノーベントは礼服に多いと覚えておくとよいかも知れません。ノーベントは、ビジネススーツで用いられることは殆どありません。
最後にかっこよく見えるスーツの着方をご紹介
スーツの後ろの糸を取ることはよく分かったと思いますが、最後にかっこよく見えるスーツの着こなし方をご紹介いたします。
ジャケットのボタンのかけ方ですが、実はルールがあるのはご存知でしょうか。
2つボタンのスーツでは、上のボタンだけをかけて、下のボタンはかけません、3つボタンの場合には、上の2つをかけて、一番下を外すか、真ん中のボタンだけをかけて、上と下のボタンを外しましょう。
うっかりボタンを閉め忘れているのではありません。注意して言ってしまわないようにしましょう。
ボタンを掛け間違えている人も、良く見かけます。意外と自分では間違いに気付きづらいところではありますが、相手からは良く見えて目立ちます。気をつけましょう。